文字間ジャーニー

英語学習+本の感想文をメモ程度に。

バイリンガル版SHERLOCK

 

バイリンガル版 SHERLOCK ピンク色の研究

バイリンガル版 SHERLOCK ピンク色の研究

 

 

読みました。BBCで放送されてた現代版ホームズのドラマをコミカライズしたものを、さらに英訳したもの…らしいです。台詞等の活字部分がすべて英語になっていて、日本語訳が欄外に載ってる形(無視できる位置)。ただし、漫画家さんが手書きで描いている擬音語(『カタカタ』とか『ドッ』とか)はそのままです。これは意外と違和感もなく、英語解読モードの邪魔にもなりませんでした。

現代版ホームズはおろか、原作のホームズもほとんど知らない(何作かは読みましたが、これのオリジナルの緋色の研究は未読)のですが、それでも楽しかったです。ホームズの洞察が面白いし、推理物は先が気になるので次々読んじゃいます。危険なシーンもあり、ハラハラしつつページをめくってました。最初の方からの伏線に、読み終わってから気づいて納得しつつちょっと悔しい感じ。

台詞が多くて長いので、文字がビッシリ目のページもありましたが、難しい単語は多分あまり無く(私はTOEIC600点レベル)、日本語訳もあるので、ノーストレスで読めます。本編の後には10ページ程度ですが世界観や単語・言い回しの解説があり、これも面白かったです。

今の所、続きは通常版しか無い様です。是非バイリンガル版を出して欲しい!